バリュエーションサービス

訴訟案件評価

裁判案件の経験豊富な専門家が
訴訟案件全体をサポート

裁判目的における株価評価は、代理人である弁護士と一体となったサポートが必要不可欠です。
ただ、弁護士は株価評価の専門家ではないため、トレジャリンクグループでは、弁護士に対して評価という視点から訴訟戦略の綿密な協議・アドバイスの実施、戦略に合致した評価手法の選定、相手方の評価結果の分析と問題点の洗い出しなど、評価人という立場から訴訟・裁判の全般にわたり、弁護士を通じてお客様をサポートします。

 

 

株式・事業価値評価は
こんな方に必要です

POINTS

01

判例のトレンドを
理解したうえでの評価

最終的に株価を決定するのは裁判所となります。そのため、裁判所がどのような評価手法を採用し、どのような判断をするのかについて過去の判例等から評価結果のトレンドを十分理解することが弁護士だけでなく、評価人にも求められることとなります

02

裁判で求められる
「株価」の本質を踏まえた評価

株式価格の決定に関する裁判の法律のよりどころは会社法となるため、会社法で求められる評価基準である「公正な価値」「資産状況その他一切の事情」が意味するところを十分理解する必要があります。また、非流動性ディスカウントやコントロールプレミアム、小規模リスクプレミアムなどの特殊論点について一定の判例が示されてている場合には、その背景を十分に理解したうえで、その取捨選択し、評価を行う必要があります。

03

首尾一貫した主張を行うための
シミュレーションの徹底

裁判において一度採用した評価手法を裁判中に大きく変更することは裁判を進めるにあたって不利になる可能性があります。そのため、最終的な評価手法を選択する前に初期段階での評価シミュレーションを綿密に行い、裁判を通じて首尾一貫した主張をしていくことが評価を行う上で非常に重要となります。

04

相手方の主張や鑑定を想定した
評価の実施

裁判において使われる評価手法は画一的なものはなく、また万能なものでもありません。そのため、どのような評価を行ったとしても相手側の弁護士や評価人から批判や指摘を受けることとなります。
そのため、評価手法の特徴を十分に理解し、相手側からどのような批判や指摘がなされるのかを評価人があらかじめ把握し、弁護士及びクライアントに説明をしたうえで評価を行うことが求められます。

05

弁護士との密な連携とサポートの実施

裁判を実際に行うのは代理人たる弁護士です。そのため、弁護士と評価人が十分コミュニケーションをとり、評価人の評価手法の選定に至った理由や評価結果について弁護士に十分理解してもらうことで首尾一貫した主張が可能となり、ひいては依頼人の利益につながります。

CASES

事例

  • 証拠書類として裁判所に提出するための株価評価書作成業務

    対応金額目安 : 200万円~

    依頼者:非上場会社の経営者

    【案件の概要・依頼者からの要望】
    社歴が長く、過去の相続対策により株主が分散してしまい、経営者一族ではない少数株主から突然株式の譲渡承認の請求がなされた非上場企業より、裁判所に提出するための株価評価書の作成の依頼を受けた事案。

    【グループの対応】
    裁判にあたっての相手側や鑑定を意識した株価シミュレーションを行い、裁判を進めていく戦略を弁護士を交えてアドバイスを行いました。その後、裁判所へ提出するための株価評価書の作成と、相手側の株価評価書の問題点を指摘する意見書の作成を行いました。

  • 裁判を想定した株価シミュレーション業務

    対応金額目安 : 125万円~

    依頼者:非上場会社の経理担当者様

    【案件の概要・依頼者からの要望】
    効率的な経営を行う観点から大胆なグループ再編を考えていたものの、株主が分散しており実行に移した場合の反対株主の買取請求を想定しなければならない状況であり、仮に裁判となった売にどの程度の資金が必要なのかをは事前に把握するための相談を受けた事案。

    【グループの対応】
    反対株主の買取請求で求められる「公正な価格」を前提とした株価シミュレーションを実施させていただき、その結果をもとに、事前の対策や少数株主からの株式集約方法などのアドバイスを行いました。

  • 持分払戻請求にかかる持分評価の意見書作成業務

    対応金額目安 : 35万円~

    依頼者:退任予定の社員(個人)

    【案件の概要・依頼者からの要望】
    合名会社の社員が退社するにあたり、その持分の返還を求める訴訟がなされており、その社員である個人の方から裁判所に提出する報告書の依頼を受けた事案。

    【グループの対応】
    依頼者が個人の場合、報酬の観点から一般的な裁判目的の報告書の提出が難しい場合が多いです。そのため、依頼者の予算の範囲内でサービスが提供可能と判断した評価の論点(評価アプローチの考え方)に対しての評価の専門家としての意見書の作成をいうご提案をさせていただき、了承のもと意見書を提出いたしました。

  • 株価鑑定書作成業務

    対応金額目安 : 200万円~

    依頼者:地方裁判所

    【案件の概要・依頼者からの要望】
    事業譲渡における詐害行為取引による損害額を把握するために、東海地区の地方裁判所よりその譲渡された事業の価値に対する鑑定評価書の作成の依頼を受けた事案。

    【グループの対応】
    裁判官と協議を行うとともに、場合によっては裁判所での協議の場に出席するなどして、公正妥当な観点からの鑑定評価と鑑定書の作成を行いました。
    株価が争点となる裁判における鑑定書の提出は、東海地区だけでなく、全国の裁判所からの依頼にも対応することが可能です。

株式会社トレジャリンク(小木曽公認会計士事務所) 株式会社トレジャリンク(小木曽公認会計士事務所)

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